こんにちは、ちょびんです。
ヤフーショッピングでは、商品ページを作っただけでは売れません。
というのも、ヤフーショッピングは「売れている商品」が優先的に表示される仕組みだからです。
つまり、売上ゼロ・レビューゼロの状態では、検索にも引っかかりづらく、クリックもされづらい。
この“初動の壁”を突破するには、戦略的に「実績」を作っていく必要があります。
✅ ① レビューを集めて信頼度を上げる
レビューの有無は、購入を迷うユーザーにとって非常に大きな判断材料になります。
特に、同じような商品が並んでいる中では、レビュー数・評価の高い商品に自然と目がいくものです。
📌 レビュー獲得のためにできる工夫:
- 商品ページに「レビュー特典」などの文言を記載
→ 例:「レビュー投稿で次回クーポンプレゼント」など - 画像でも“レビューお願いします”と目立つようにアピール
- 発送後にお礼と共にレビュー依頼のメールを送る
こうした施策を取り入れることで、レビューが自然と付きやすくなり、検索順位やCVR(購入率)の向上につながります。
✅ ② クーポンで目立たせてクリック率をアップ
ヤフーショッピングでは、クーポンを発行している商品には「クーポンマーク」が表示され、一覧で目立ちます。
このマークがあるだけで、クリック率が明らかに変わります。
📌 クーポン運用のポイント
- 割引額は100円、300円などの端数でOK(無理なく設定)
- 有効期限は1週間前後がベスト(常に「今だけ感」を演出)
- 対象商品を絞って“狙い撃ち”することで、赤字リスクを回避
たとえば、1,980円の商品に100円クーポンを出すだけでも、
「今買った方が得」と感じてもらいやすくなります。
✅ ③ 限定感を出して“今すぐ購入”を促す
人は「今買わないと損かも」と感じたときに行動が加速します。
これを活かすために、ページやタイトル、画像で“限定感”を演出します。
🎯 限定演出の例
- 商品タイトルに【期間限定】【在庫わずか】【数量限定】などを入れる
- 商品画像に「今だけ○%OFF」「レビューで特典あり」などを記載
- 説明文で「〇月〇日まで限定価格です」と明記
これにより、ページに訪れたユーザーの“迷い”を減らし、購入を後押しできます。
✅ 価格設定は戦略的に調整する
最初はとにかく「売れる流れ」を作ることが重要です。
そこで一時的に価格を抑えて露出・販売数を優先するのは効果的な手段の一つです。
📌 原価計算のポイント(中国輸入・ヤフショ想定)
項目 | 目安 |
---|---|
商品仕入れ価格 | 500円(1688参考) |
中国代行手数料 | 50〜100円 |
国際送料(按分) | 100〜150円 |
関税・消費税 | 約10〜15% |
Yahoo販売手数料 | 7〜10% |
梱包・ラベル費用 | 50〜100円 |
合計原価 | 約800〜900円 |
これらをもとに、最初は利益少なめでも販売数を積み上げていくことで、
商品が検索結果上位に表示されやすくなり、売れやすくなります。
その後、レビューも増え、CVRも安定してきた段階で価格を戻していく流れが理想です。
✅ まとめ:初動は「売る仕組み」を意識する
- ヤフーショッピングでは「販売数」「レビュー」が商品露出のカギ
- クーポンや限定訴求で「クリック → 購入」の流れをつくる
- 一時的に利益を削ってでも、まずは流れを作ることが大切
次回:「売れ筋の見極めと、次の仕入れ判断」
次のフェーズでは、「どの商品に在庫を持つか?」「回すべき商品か見切るべきか?」という判断が必要になります。
次回はこんな内容をお届け予定です:
- 回転率 vs 利益率の考え方
- 仕入れ拡大のタイミングとリスク回避法
- 売れ筋を“派生”させて横展開する戦略
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