【第21回】中国輸入×ヤフーショッピング 利益を最大化する“数字管理”と月次チェック体制

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こんにちは、ちょびんです。

物販ビジネスを安定して伸ばすために、最も重要なことのひとつが「数字の把握」です。

売上が上がっているのに、「なぜかお金が残らない…」
そんな状態のまま拡大を目指すと、手元資金が尽きて回らなくなることも。

利益が出ているのか? どの施策が効いているのか?
それを毎月、数字ベースでチェックする仕組みをここで構築していきましょう。

✅ ① まず押さえておくべき「利益構造」

物販における利益は、ざっくり下記の構造です:

コピーする編集する売上
- 商品原価(仕入れ代金+国際送料+関税など)
- モール手数料(ヤフー:6.5~8%程度)
- 広告費(アイテムマッチ、PRオプションなど)
- 発送・梱包費(国内代行業者費用)
- 外注費(リサーチ・商品登録など)
= 営業利益(≒手元に残る利益)

この構造をきちんと理解しておくことで、どこを調整すれば利益が伸びるかが明確になります。

✅ ② 必ず記録しておきたい「利益管理シート」

初心者でも使いやすいのが、Googleスプレッドシートによる利益管理です。
最低限、下記の項目は毎月まとめておきましょう。

項目内容例
商品名出品中の商品名
仕入原価商品代金+代行手数料+国際送料+関税
国内発送費ストッククルーやエクシークの手数料
モール手数料ヤフーショッピングの販売手数料
売上販売価格(実際の税込売上)
粗利売上-商品原価
広告費(任意)アイテムマッチやPRオプションの費用
最終利益売上-すべての経費

👉 月ごと・商品ごとにまとめておくと、
「どの商品が稼いでいるか?」「広告が効いているか?」を判断しやすくなります。

✅ ③ 毎月1回、数字チェック日を決める

おすすめなのが、毎月月末~月初に1時間だけ数字を見る日を設けることです。

その日にやること:

  1. 利益管理シートを入力・更新
  2. 利益率が悪い商品を見直す
  3. 広告効果をチェック(アイテムマッチ費用 vs 売上)
  4. 売れ筋の傾向を確認して、来月の仕入れ計画へ反映

慣れてきたら、スプレッドシートに**自動計算(SUMやIF)**などの関数を入れておくと、毎月の集計もグッと楽になります。

✅ ④ 利益を最大化するためのポイント3つ

関税・国際送料を見落とさない
 → 特に中国輸入では、想定より高くなりやすいポイント。代行業者に明細をもらってチェック。

利益率20%以上の商品を中心にする
 → 商品ごとに最低ラインを決めて、それを下回る場合は見直し対象に。

広告の“費用対効果”を必ず見る
 → 広告をかけて利益が減っていないか?
 → 逆に広告で販売数が増えて利益が伸びているか?
 → アイテムマッチでは「CPC(クリック単価)」と「CVR(購入率)」を確認。

✅ まとめ

  • 利益構造を理解し、どこにお金がかかっているかを明確にする
  • Googleスプレッドシートで利益管理を始める
  • 毎月1回の数字チェックで無駄なコストや不調商品を見直す
  • 利益率20%以上をひとつの基準として、商品の入れ替えを進める

✅ 次回予告:「“ブランド力”でリピーターを生む!店舗ページ改善・差別化戦略」

物販で中長期的に売上を伸ばすためには、「安さ」だけで戦わない力=ブランド力・店舗力が欠かせません。

次回は、

  • ストアページで信頼感を出すには?
  • 他店と差別化する商品説明の工夫とは?
  • 写真やキャッチコピーで売上が変わる理由

…といった「デザイン」「印象」「見せ方」の改善テクニックについて解説していきます!

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