【第6回】中国輸入×ヤフーショッピング 初動の売上を作る(レビュー・クーポン・販促施策)

こんにちは、ちょびんです。

ヤフーショッピングでは、商品ページを作っただけでは売れません。
というのも、ヤフーショッピングは「売れている商品」が優先的に表示される仕組みだからです。

つまり、売上ゼロ・レビューゼロの状態では、検索にも引っかかりづらく、クリックもされづらい。

この“初動の壁”を突破するには、戦略的に「実績」を作っていく必要があります。

✅ ① レビューを集めて信頼度を上げる

レビューの有無は、購入を迷うユーザーにとって非常に大きな判断材料になります。

特に、同じような商品が並んでいる中では、レビュー数・評価の高い商品に自然と目がいくものです。

📌 レビュー獲得のためにできる工夫:

  • 商品ページに「レビュー特典」などの文言を記載
     → 例:「レビュー投稿で次回クーポンプレゼント」など
  • 画像でも“レビューお願いします”と目立つようにアピール
  • 発送後にお礼と共にレビュー依頼のメールを送る

こうした施策を取り入れることで、レビューが自然と付きやすくなり、検索順位やCVR(購入率)の向上につながります。

✅ ② クーポンで目立たせてクリック率をアップ

ヤフーショッピングでは、クーポンを発行している商品には「クーポンマーク」が表示され、一覧で目立ちます。

このマークがあるだけで、クリック率が明らかに変わります。

📌 クーポン運用のポイント

  • 割引額は100円、300円などの端数でOK(無理なく設定)
  • 有効期限は1週間前後がベスト(常に「今だけ感」を演出)
  • 対象商品を絞って“狙い撃ち”することで、赤字リスクを回避

たとえば、1,980円の商品に100円クーポンを出すだけでも、
「今買った方が得」と感じてもらいやすくなります。

✅ ③ 限定感を出して“今すぐ購入”を促す

人は「今買わないと損かも」と感じたときに行動が加速します。
これを活かすために、ページやタイトル、画像で“限定感”を演出します。

🎯 限定演出の例

  • 商品タイトルに【期間限定】【在庫わずか】【数量限定】などを入れる
  • 商品画像に「今だけ○%OFF」「レビューで特典あり」などを記載
  • 説明文で「〇月〇日まで限定価格です」と明記

これにより、ページに訪れたユーザーの“迷い”を減らし、購入を後押しできます。

✅ 価格設定は戦略的に調整する

最初はとにかく「売れる流れ」を作ることが重要です。
そこで一時的に価格を抑えて露出・販売数を優先するのは効果的な手段の一つです。

📌 原価計算のポイント(中国輸入・ヤフショ想定)

項目目安
商品仕入れ価格500円(1688参考)
中国代行手数料50〜100円
国際送料(按分)100〜150円
関税・消費税約10〜15%
Yahoo販売手数料7〜10%
梱包・ラベル費用50〜100円
合計原価約800〜900円

これらをもとに、最初は利益少なめでも販売数を積み上げていくことで、
商品が検索結果上位に表示されやすくなり、売れやすくなります。

その後、レビューも増え、CVRも安定してきた段階で価格を戻していく流れが理想です。

✅ まとめ:初動は「売る仕組み」を意識する

  • ヤフーショッピングでは「販売数」「レビュー」が商品露出のカギ
  • クーポンや限定訴求で「クリック → 購入」の流れをつくる
  • 一時的に利益を削ってでも、まずは流れを作ることが大切

次回:「売れ筋の見極めと、次の仕入れ判断」

次のフェーズでは、「どの商品に在庫を持つか?」「回すべき商品か見切るべきか?」という判断が必要になります。

次回はこんな内容をお届け予定です:

  • 回転率 vs 利益率の考え方
  • 仕入れ拡大のタイミングとリスク回避法
  • 売れ筋を“派生”させて横展開する戦略

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